LAMP開発環境構築に苦戦中(その2) -- PHP Script Debug 実行
前回: LAMP開発環境構築に苦戦中(その1) - quwaharaの日記
ではZend Debuggerをインストールするところまで、こぎつけました。
今回は Eclipse-PDT 設定に挑戦したいと思います。
手始めに下のようにワークスペース、プロジェクト、新しいPHP File を作りました。
workspace: | /home/yourusername/eclipse-pdt-ws |
PHP Project: | test1 |
PHP File: | p001.php |
そして「1 PHP Script」で Debug しました。
すると次のエラーになりました。
PHP CLI が Eclipse の Preferences に設定されていないためと思われるので設定します。
Window > Preferences を開きます。
PHP > PHP Executables を開きます。
PHP Executables を開いても、のっぺらぼうのウィンドウしか出てこないときは、
Preference ウィンドウのサイズを少し大きくしたりしてみて下さい。
この一覧がPHPをスクリプトとして実行するときに使うインタプリタを指定するところのようです。
ここに PHP CLI を登録してあげます。
自分の環境では下が PHP CLI のようなので、これを登録します。
$ /usr/bin/php5 -v PHP 5.3.10-1ubuntu3.2 with Suhosin-Patch (cli) (built: Jun 13 2012 17:19:58) Copyright (c) 1997-2012 The PHP Group Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2012 Zend Technologies with Zend Debugger v5.3, Copyright (c) 1999-2010, by Zend Technologies
PHP Executables の設定に Search... ボタンがあるので、
これを押して /usr/bin を指定してみます。
そうするとリンクが循環するせいか、再起的に x11 ディレクトリが続いてしまいます。
これはちょっと問題ありそうなので、一番上の「/usr/bin/php」が実際どんな値なのかを確認し、
それを参考に手動で設定したいと思います。
そこで一旦、Preferences は Cancel して閉じ、再度、PHP Executables を開きます。
Cancel して閉じても、設定が1つ残るようです。
それを Edit... ボタンを押して変更します。
残っていないときは、Add ボタンを押せばよいでしょう。
各項目を入力します。
Name: はそのままでよしです。
Executable path: は X11 が続いて気持ち悪いので、/usr/bin/php5 としました。
PHP ini file (optional): は(その1)のエントリに出てくる、CLI用のphp.iniを指すようにしました。
SAPI Type: と PHP debugger: はそのままです。
これで OK、OK でウィンドウを閉じます。
再び「1 PHP Script」で Debug を始めます。
パースペークティブの変更を聞いてくるので、とりあえず No にしておきます。
そうするとめでたく Debug 実行が開始されました。