Symfony2 要件確認スクリプトへの対応 / ACL

メッセージを確認

Symfony2 をインストール後、要件確認用のページ、 http://localhost/Symfony/web/config.php を開きます。
すると、
/var/www/Symfony/app/log
/var/www/Symfony/app/cache
に ACL が設定されていないと、次のようなメッセージ「2 MAJOR PROBLEMS」がでます。
(「/var/www/Symfony/」は私の環境でのパスです。)

https://b3oxka.blu.livefilestore.com/y1paA2U9-WxdcimKLLbPl6s84O6J-h5bR60Py7D8TyigbO80iMGB_rhU74sYIdf4HoirBvXB8zvXOcUxe_rrHkJmVRJUUUpglGq/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202012-08-18%208.50.10.png

設定する

これを解消するために設定をしましょう。

参考

設定は次の参考サイト、ほぼそのままです。

ACL (Access Control List) 一部拙訳
http://quwahara.hatenablog.com/entry/2012/08/17/153906

Symfony のインストールと設定 > 設定とセットアップ
http://docs.symfony.gr.jp/symfony2/book/installation.html#id2

手順

ACL をインストールします。

sudo apt-get install acl

ACL をパーティションに適用します。
次のように /etc/fstab を変更します。「,acl」を追記します。

(変更前) UUID=4015758b-254e-4a5d-a620-74b423391f04 /               ext4    errors=remount-ro 0       1
(変更後) UUID=4015758b-254e-4a5d-a620-74b423391f04 /               ext4    errors=remount-ro,acl 0       1

適用を反映するため、再マウントします。

sudo mount -o remount /

ACL が有効になったか確認します。

mount | grep acl

メッセージが指摘するディレクトリに ACL を指定します。

sudo setfacl -R -m u:www-data:rwx -m u:user1:rwx /var/www/Symfony/app/cache /var/www/Symfony/app/logs
sudo setfacl -dR -m u:www-data:rwx -m u:user1:rwx /var/www/Symfony/app/cache /var/www/Symfony/app/logs

(「/var/www/Symfony/」は私の環境でのパスです。)

要件確認用のページに戻り「Re-check configuration >」をクリックします。
メッセージがなくなりました。

https://b3oxka.blu.livefilestore.com/y1peec-FiNoEVsvNkvo4NfTrpfgGlkwghxvWKrgriIRMcH-dI6AUKyer3tjFwi1xz9QiojJjT4ra578Nz33ZjURPpkxsyGbKer9/2012-08-18%208.50.51.png

設定は終わりです。